幸せな老後は皆の願い。転ばぬ先の杖の本を探します。
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「痛み」はもうたくさんだ!―脱「構造改革」宣言 「痛み」はもうたくさんだ!―脱「構造改革」宣言
山家 悠紀夫 (2007/04)
かもがわ出版
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新自由主義的「構造改革」で、格差社会の到来は予測された。
小泉内閣の「構造改革」と英米流新自由主義経済を分析し、日本経済社会の「もうひとつの道」の考えを書いているのですが。・・・・

何かいい方法は有るのかなと思い読みましたが、失望しました。

国の借金、国債残高の多さについて、政府のバランスシートはそれに見合う資産があるからバランスが合っている。だから心配いらないとはあきれます。

資産の内容の年金資金は国民の老後のための積立金です。政府の金とはいえません。

道路、ダム、港湾、公共建物を資産に入れていますが、こんなのは売れないものばかりです。これで国の借金清算すれば国民の生活はどうなるのですか。

問題は国債発行残高の多さです。今は異例な低金利ですが、金利が諸外国並みの通常金利になれば、金利負担だけでパンクします。

また国の収支は国民の金融資産が多いから大丈夫と言いますが、国の借金を国民の貯金で清算するとは無茶な論理です。

コラム「高齢化社会論 誇大宣伝」も解せません。

負担となるお年よりは増えるが、もう一方の負担になる子どもは少ないから負担の総額は変わらない。心配は誇大宣伝だとしています。

そうでしょうか。問題は将来に渡ってお年寄りが増え続け、これを支える成人は今後減少することです。
このままでは将来は大変なことになる。
少しも誇大宣伝ではありません。

著者は元銀行マンで大学の経済学教授ですから、こんなことはわかっているはずと思いますが、どういうことでしょう。

格差社会は悪だから構造改革は駄目と言う論理は、
交通事故は悪だから車社会はなくせと言う論理と同じではないでしょうか。
現代社会において車社会は無くせない以上は、交通事故をどのように防ぐかが問われるのです。

問題は構造改革のやり方、中身だと思います。

構造改革の批判に終始し、その対案は理想論でページ数も少なく、実現性の乏しい、問題の多いものと私は思いました。

最低賃金の大幅アップは賛成です。国民の購買力は増し、街の景気は上向くでしょう。




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