幸せな老後は皆の願い。転ばぬ先の杖の本を探します。
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この国の不条理 この国の不条理
谷沢 永一 (2007/02/24)
PHP研究所
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切れ味抜群の時評コラム。雑誌「Voice」で22年間、「この国の不条理」を斬り続けた「巻末御免」。その10年を集大成した本。

知らないことも有り、勉強になりますが、激しい本です。

世の中の不条理を鋭く追及し、胸のすく思いをする箇所が多いです。

特に注目したところは下記でした。

おしなべて人間の性格は就学年齢までに形成される。ゆえに少年犯罪の増加は大新聞が書き立てるような学校教育の結果ではないとしています。

外交の折衝とは利害の対立する両国相互が国益を調節する試みであり、双方に不満が残るのは当然である。相手国に評価されなかったと日本の首相を批判する大新聞に怒っています。

在職中の傲慢な権勢に加えて、天下りという桃源郷へ直行する。
この周到に張り巡らされた縄張りを確保する為、官僚たちが嫌らしく手段を選ばず応戦する。・・・と天下りについて具体例を出した上で厳しく追求しています。


A級戦犯についてはアメリカが法に照らさず勝手に裁判した。東京裁判の一切合財を否認すべきとしています。

ちょうど今昭和天皇の靖国神社参拝取りやめについて、「A級戦犯合祀(ごうし)が御意に召さず」と元侍従の日記に記していたことが分かった。と報じられています。

戦後60年。私の叔父も二名戦死しています。戦争についてどのように解釈するか真相を知りたいところです。

この本には考えさせられる所とついていけないところも有ります。

中国・韓国との歴史認識については立場によって見方が変わります。
お互い主張し、歴史として研究することは必要としても、過去の反省に立ち、東アジア全域が平和と繁栄を共有する道への努力が大事と思います。

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