幸せな老後は皆の願い。転ばぬ先の杖の本を探します。
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金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)
(2008/12)
水野 和夫

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今、世界を蹂躙している未曾有の金融危機の本質は何であるのか。

気鋭のエコノミストが、「資本主義が始まって以来の危機」の深層と、ポスト・アメリカの世界と日本の今後を鮮やかに読み解く。

とても納得のいく、わかりやすい内容です。

主な注目内容

アメリカ住宅価格は後3年下落が続く 2011年まで

アメリカの実体経済の不況は後5年続く

今後はブリックス次第 特に中国、ブラジル
 
今はアメリカ退場の場面 これから世界は無極化の時代へ  これから後半が始まる。

日本は日本輸出株式会社から日本新興国向け企業株式会社へ転換せよ

少子高齢化 日本の経済は過去のように大きくはならない。縮小へ。

財政出動も返済の裏づけが無い。大きな物語は終わった。
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世界経済危機 日本の罪と罰世界経済危機 日本の罪と罰
(2008/12/12)
野口 悠紀雄

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主な内容から私が興味を持った部分を紹介します。

l 日本の経済は円安で支えられていただけだ。いま円安バブルが崩壊した。

l 世界同時不況は、日本の円安で日本は輸出拡大する一方、溜まった外貨をアメリカに投資し、日本国内で投資も消費もしなかったから、アメリカでバブルが発生し、そしてアメリカのバブルは崩壊することで起こった。日本は内需拡大が大事だった。

l アメリカの経常収支赤字が巨額である限り、次々に形を変えた金融危機が顕在化するだろう。そしてそのたびに、日本の株価が下落するだろう。

l 食糧自給率にこだわるなら、日本の経済力は確実に落ちる。日本の食糧安保は経済国力をつけ、世界に広く供給源を分散化することだ。

l 日本の不動産価格は長期的に下落する。

l 日本経済は構造的に変化している。過去の指標は役に立たない。株は落ち着くまで、しばらくリスクをとらないほうが賢明だ。世界経済が落ち着いてから、分散投資をやれば良い。

l これから日本は円高メリットを享受しよう。これからは貿易収支を諦め、金融資産所得収支を増やそう。

l 起業家にとっては今の危機はチャンスだ。なぜなら旧秩序は邪魔をしないし、起業のコストは低下するからだ。


スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
(2007/09/14)
吉本 佳生

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500ccの同じペットボトルがコンビニ・スーパー・自販機、買う場所によって価格が違います。

そこにはちゃんと経済合理性がありました。

売る側、買う側のコストの違いから、解り易い説明で納得します。

世の中、市場経済によって、うまく回っています。

これを読むと解る興味深いこと。
l 携帯電話と料金のカラクリ。
l スターバックスの原価。価格設定法。
l 100円ショップの安さの秘密。
そして裁定取引とは。・・・・

「値段」から社会と経済のしくみが見えてきます。


しかしそれにしても政治、行政の世界では往々にして馬鹿なことをやります。

たとえば少子化対策としての子供医療の無料化。

一見、子育て支援として、思いやりのある政策のようですので、選挙受けし、選挙公約とされ、実際、各地の自治体で導入されます。結果どうなるか・・・・・・

今まで街の薬局で済ませた怪我、軽い病気も、無料ですから当然病院へ行きます。

そうしますと小児科へ行ってみれば、以前より患者が急増して待ち時間が大変です。

付き添いで来た、お母さんは長時間またされ、仕事にいけません。

だけど働く必要の無い、裕福なお母さんやおばあさんは「無料ですか」と、ゆっくり順番を待っています。

しかし病院で長時間いることは風邪を他の子にうつしたり、うつされたりするリスクが高まります。

お医者さんはてんてこ舞いで、どの子にも適切な充分な治療が出来ません。

救急も以前より増え、医療現場は疲れ果て崩壊の危機です。

多くの地方行政は赤字ですから無料化の負担は、いずれ住民にどこかでしわ寄せが来ます。

いったい誰が喜ぶのでしょうか。

それは私が前から言っている救急車の場合もそうです。

最近良く救急車による病院のたらい回しが問題になっています。

軽症の救急車要請が増えているから、病院は手がいっぱいなのです。

深夜は昼間より待ち時間が要らないからと、深夜に救急を呼ぶ人がいるようです。

有料にすれば、本当に必要な人が利用するでしょう。

著者はどのような場合もコスト意識が必要だと説いています。

無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学無法バブルマネー終わりの始まり──「金融大転換」時代を生き抜く実践経済学
(2008/01/16)
松藤 民輔

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大切な資産運用はどうすれば良いか。

アメリカか?中国か?ロシアか?

アメリカ株・ドルの終焉 サブプライムショック本当の恐怖とは

中国の不都合な真実 中国バブルの特殊事情

ロシア資源戦略の限界はいずれ始まる

やはりこれからの10年は金と金鉱株の時代

これからは日本の真価・技術力の強さが発揮される。コピー大国の中国ではない。

世界のバブル崩壊は、新しいエネルギーと新しい価値観を副産物として生み出すはずだ。

サブプライムショックの向こう側には、日本と日本人が立っていることを補償してくれる。

著者松藤氏の先見性は先の本「アメリカ経済終わりの始まり」・「世界バブル経済終わりの始まり」で実証されている。
サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254)サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 [宝島社新書] (宝島社新書 254)
(2007/11/09)
春山 昇華

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これほど日本の株がアメリカの影響を受けるとは情けない。

サブプライム問題で世界の経済はおかしくなってきました。

アメリカ経済はいかに住宅融資にでたらめをやってきたか、

そして格付け機関のでたらめと無責任、それを基にした証券化と複雑な金融、

この本を読むとその問題の深刻さがよく解ります。

しばらく問題は引きずるようです。

アメリカ経済の繁栄は住宅バブルに支えられていた。

今回アメリカは経済危機を切り抜けられるか?

いずれにせよ、アメリカの世界経済支配の終わりが近いと言うことです。

次の世界経済の牽引役は欧州か中国か?

いずれドルは暴落すると言うことです。
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